暗い道を運転中に突然、道路上に倒れている人の姿が。

　岩手県北上市の住宅街を走る車のドライブレコーダーの映像。運転していた男性は仕事に向かう途中でした。

運転していた男性
「朝5時になりますね。当時、明るさとしては体感的に真っ暗という感じ」

　通い慣れた道をいつものように走っていると、なんと目の前に現れたのは人の姿。道路に横たわるように倒れています。運転手はとっさに減速。左にハンドルを切り、回避を試みます。

運転していた男性
「人が見えたのは本当に回避する直前。恐らく距離にすると10メートルくらいなんですけど、到底間に合わないという感じがあって、回避しないといけないとハンドルを一気に切った」

　倒れていた男性をギリギリでよけ、すぐに車を止めて救護に向かいました。倒れていた人物は40代くらい。状態を確認したところ、意識があることか分かったため声を掛け続けました。

運転していた男性
「恐らくですが酔っているようで、もうろうとした感じでだるそうに起き上がった。（倒れていた男性は）『けがはしていない』『家は近くだ』というような感じで答えた」

　倒れていた男性は運転手とやり取りした後、徒歩で現場を後にしました。

運転していた男性
「路上寝が非常に危険な行為で、通常の注意力を持って運転してもかなり回避は難しいのが実感です。非常に怖かったです。もう二度と体験したくないですね」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp