トリガー条項などめぐり与党と国民民主が“異例”幹事長会談 16日に再協議へ

  • 2 年前
自民党・公明党と野党の国民民主党の幹事長はきょう、トリガー条項の凍結解除を含むガソリン価格の高騰対策などに関する実務者協議を初めて行いました。

国民民主党 榛葉賀津也幹事長

「私の方から大きく3点お願いをさせていただきました。大変中身のある会談だったと思っています」

きょうの協議では、国民民主党の榛葉幹事長が与党側に対し、トリガー条項凍結解除を中心とした追加経済対策の実行などを求めました。

榛葉氏によりますと、国民民主党側が主張した▼ヤングケアラー対策と▼ロシアにいる日本人保護については合意したとのことですが、トリガー条項の凍結解除については与党側が「持ち帰らせてほしい」と返答し、3党の幹事長は、来週水曜日(16日)に再度協議することで合意しました。与野党幹部によるこうした政策協議は極めて異例で、立憲民主党の泉代表は、国民民主党の対応次第では夏の参議院選挙の1人区での候補者一本化を見送る考えを示しています。