ジュリアーノ・ジェンマ×リー・ヴァン・クリーフ
“ガンマンの心得十ヶ条”を掲げマカロニ･ウェスタン史上に名を残す師弟対決！

「さすらいの一匹狼(1966)」「ミスター・ノーボディ(1974)」のトニーノ・ヴァレリ監督がマカロニウエスタンの二大スターであるジュリアーノ・ジェンマ、リー・ヴァン・クリーフの競演を巧みに演出したマカロニ・ウェスタン史上屈指の傑作！
「決して、人を信じてはいけない」「決して、銃と的の間に立つな」・・・などガンマンになるための“ガンマンの十ヶ条”をリー・ヴァン・クリーフ扮する流れ者の凄腕ガンマン、タルビーが、ジュリアーノ・ジェンマ扮する一流のガンマンになるという野望を持つスコットに叩き込む。見せ場であるガンプレイの鮮烈さ、伝説のガンマンとの出会いと絆、やがて訪れる対立と別れを描いた哀愁必至の一作！【日本語吹替版協力：飛行鬼、田村幸雄、越智康之、㈱フィールドワークス】

STORY
メキシコ国境近くの町。私生児として生まれたスコット(ジュリアーノ・ジェンマ)は、町の人たちからの差別と侮蔑に耐えながら、ただ黙々と仕事をこなしていた。だが、彼は町の人々を見返すため一人前のガンマンになる野望を抱いていた。ある日、フランク・タルビー（リー・ヴァン・クリーフ）と名乗る流れ者の凄腕ガンマンが町にやって来た。スコットはタルビーの華麗な銃さばきに心奪われ、弟子入りを果たす。タルビーに“ガンマンの心得十ヶ条"を叩きこまれ腕を磨くが、次第に非情な振る舞いで町を支配していくタルビーの暴力的なやり方に疑問を抱く。