映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』2D予告編

映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』2D予告編
2015年、長編映画『凱里ブルース』で映画界に衝撃的なデビューを飾った中国映画界・新時代の旗手ビー・ガン監督。その待望の第2作映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』。壮大なスケール感と美しくも切ない物語への期待が膨らむー

物語は、主人公の男が父の死をきっかけに故郷・凱里（かいり）に帰還するところからはじまる。彼の心をずっと捉えて離れることがないある女のイメージ。男はその女の面影を追って、現実と記憶と夢が交錯するミステリアスな旅に出る。

本作は、近年の中国アート系映画において成功例といわれているジャ・ジャンク－監督『帰れない二人』を凌ぐ興行収入を記録。北アメリカでは公開20週を超えて続映され、中国映画としては異例のロングランヒットとなった。

解禁となった本予告編では、3D版と2D版の2種類。3D版は中国全土で大ヒットした作品のスケール感を想起させ、2D版はよりストーリーの奥深さを感じさせる内容に演出された。いずれも『ロングデイズ・ジャーニー　この夜の涯てへ』の世界観を美しく、激しく、切なく表現したものとなっており、鑑賞前に見比べることで、より本作への期待が膨らむ内容となっている。また、坂本龍一、漫画家の松本大洋、ベルリン在住の美術家・塩田千春、音楽家・大沢伸一、映像作家・丸山健志など、各界から絶賛の声も多数寄せられており、期待の高まる内容となっている。

主演をつとめるのは『長恨歌』（05年）にも出演したのホアン・ジュエ。男を悩ませるイメージの中の女をデビュー作『ラスト、コーション』（07年）で世界から絶賛を浴びたタン・ウェイが熱演。そして香港・台湾を代表する大女優シルビア・チャンが物語のキーパーソンとなる2人の女性を演じている。
2020年2月28日公開