映画『リヴァプール、最後の恋』本編映像 - 「Film Stars Don’t Die in Liverpool」
  • 5 年前
映画『リヴァプール、最後の恋』本編映像
往年の大女優・グロリア(アネット・ベニング)と若き俳優ピーター(ジェイミー・ベル)との愛の映画『リヴァプール、最後の恋』。終盤、舞台上で戯曲「ロミオとジュリエット」のセリフにのせて2人が最後の愛を語らうシーンの本編映像が解禁となった。

「リヴァプールに行きたい」そう懇願するグロリアに対してピーターはリヴァプールにある自分の実家でグロリアを療養させることにした。ピーターの家族やリヴァプールを懐かしむグロリアだったが、全く病状を明かそうとしない。心配になったピーターは、主治医に連絡をとり病状を確かめた。そして、グロリアの死が近いことを悟ったピーターは、不意に彼女と楽しく過ごしていた頃を思い出すのだった。

解禁となったシーンは、映画の終盤のクライマックス。病魔に侵されたグロリアの命はあと幾ばくも無いと知る2人が最後に愛を語り合うシーン。往年の大女優・グロリア(アネット・ベニング)と駆け出しの舞台俳優ピーター(ジェイミー・ベル)。二人が選んだのは、スポットライトがあたるステージ。死の予感を抱えながらも、最後まで舞台から降りようとしなかったグロリア。俳優の宿命とも言うべき場所で、2人は戯曲「ロミオとジュリエット」のセリフに乗せ、キスを交わし、永遠の愛を語り合う。

家同士の確執ゆえに引き裂かれながらも愛を貫いたロミオとジュリエット。そして年齢、キャリアの差に一度は別れを選んでも再び結ばれたグロリアとピーター。人生をかけ、死すらも超越する<運命の恋>を、エルヴィス・コステロの書き下ろし主題歌『You Shouldn’t Look At Me That Way 』が包み込む、2019年最高に切なくロマンティックなラブストーリー。

監督:ポール・マクギアン
脚本:マット・グリーンハルシュ
原作:ピーター・ターナー「Film Stars Don’t Die in Liverpool」
出演:アネット・ベニング、ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ

『リヴァプール、最後の恋』は2019年3月30日より新宿武蔵野館ほかで全国公開となる。
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