【ベトナム人犯罪】大阪・生野区ベトナム人殺傷事件　ベトナム国籍のド・トゥアン・ハウ被告に懲役20年の実刑判決

去年９月、大阪市生野区で３人を殺傷したベトナム人の男に対し、大阪地裁は１２日、懲役２０年の実刑判決を言い渡した。

　判決によると、元飲食店経営のベトナム国籍のド・トゥアン・ハウ被告は去年９月、大阪市生野区の路上でベトナム人の男性３人を包丁で切り付けるなどして、客のグエン・チョン・トゥアンさんを殺害。

　ほかの２人に重傷を負わせた。

　ハウ被告は飲食代金の未払いを巡ってトラブルになり、犯行に及んだことを認めたものの「殺意はありません」と起訴内容を否認していた。

　この日の判決で、大阪地裁は「殺傷能力の高い包丁を使って強い力で数回切り付けており、殺意はあった」と認定。ハウ被告に対し、懲役２０年の実刑判決を言い渡した。

　2016/10/12 18:28