【暴力団対策法】指定暴力団極東会の松山真一こと曺圭化(チョ・ギュファ)元会長に約2億円の賠償命令
  • 8 年前
指定暴力団極東会系の組員に金を脅し取られたなどとして聴覚障害者らが約2億円の損害賠償を元会長らに求めた裁判で、東京地裁は元会長の使用者責任を認め、ほぼ全額の支払いを命じる判決を言い渡しました。

 聴覚障害者の男女27人は2008年から2010年にかけて、聴覚障害のある極東会系の組員に金を脅し取られたなどとして、松山真一こと曺圭化(チョ・ギュファ)元会長らに対し、約2億円の損害賠償を求めていました。

 東京地裁は、29日の判決で「極東会の事業の一環として資金を獲得している」などとして、チョ元会長の使用者責任を認めてほぼ全額の支払いを命じました。

 原告側の弁護士によりますと、暴力団対策法に基づいて暴力団トップの使用者責任を認めた判決は初めてだということです。

 2016/09/29 20:06
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