フルート四重奏曲 (モーツァルト) 第2番 ト長調 K.285a

  • 10 年前
ベルリン・フィルの首席フルート奏者だったアンドレアス・ブラウとアマデウス弦楽四重奏団員とのコラボレーションによる1970年代のグラモフォンの録音。
この曲はドゥジャンのための3曲の四重奏曲の1つと考えられるもので、1778年1月か2月にマンハイムで作曲されたものと考えられている。しかし自筆稿が現存せず、モーツァルトの死後まもない1792年に出版された初版は、なぜか第1番K.285の第1楽章の後にこの2つの楽章をつけて3楽章形式とされているなど、妙なことも起きていた。また一部の学者たちの間では、この曲の成立や真偽について疑問が持たれている。

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