20131108 気仙沼市の風物詩「フカヒレの天日干し」が本格化(宮城)

  • 11 年前
2013/11/08

8日の宮城県内は、冬を感じる冷たく強い風が吹いた1日となった。こうした天候が最適­な気仙沼市の風物詩、「フカヒレの天日干し」が本格化している。
ズラリと並ぶのは、気仙沼特産のフカヒレ。
地元で水揚げされたサメからとれる尾ビレや背ビレを、手作業で天日にさらしていく。
水産加工会社「村芳特殊水産」も津波の被害を受けた。
周辺では、かさ上げなどの復興工事が行われる中、作業が本格化している。
8日のような乾いた強い風が、天日干しには最適で、出荷できる状態になるまで乾燥する­には、2~3カ月かかるという。
村芳特殊水産・浅野 紀美雄さんは「(必要なのは)やっぱり風。乾いた乾燥した風です。できは、先日来の台­風などで天候が悪かったが、いい具合に干し上がっている」と話した。
フカヒレの天日干しは、暖かくなる春まで続けられ、主に首都圏方面へ出荷されるという­。

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